クライ・マッチョ

映画観たい欲が続いている。

本日はクライ・マッチョ。

 

クリント・イーストウッドの作品はお母さんの影響もあって好きなのだけど

クライ・マッチョは戸田恵梨香が自分の本の中で良かった作品として紹介していて

気になっていたから、今日観てみました。

 

クリント・イーストウッド監督は自らも作品に出る。役者として。

だいたい口の悪いじいさん、でも頭がきれてイカした感じの役が多いけど

今回も雰囲気はそのような感じ。

毎回、スカッとするシーンがあって好きだなぁって思うんだけど

クライ・マッチョだと、主人公の男の子が

自分をお母さんのところに連れ戻そうとする追っての男が誘拐だって騒ぎ出した時に

自分の虐待の痕(お母さんからの…)を周囲の人に見せしめて

結果その男は周囲の人にぼっこぼこにされるという。

なんか虐待の痕だからそれを自ら沢山の人に見せびらかすって辛い行為なんだけど、

自らのそういった引け目を感じるところをさらけだして逆に悪者をやっつける、手法?

スカッとしたシーンだった。

 

これ解説を見てたら撮影はコロナ禍に行われていたんだね。

「マッチョ」は鶏の名前なんだけど

闘鶏って競技初めて知った。

日本では禁止されているみたい。

 

映画の中で、メキシコ人はアメリカ人のことを「アメ公」って呼んでたり

アメリカとメキシコの間にもなんていうんだ、縄張り意識?よそ者意識?が強くあるんだなーと思った。

 

クリントイーストウッド、多少足元がおぼつかない感じはしたけど90歳とは思えない。

かっこいいー。